「動けるカラダ」作り
〜本質的なアプローチ〜
❶カラダの歪みを改善する
【呼吸の改善】
人は1日に22,000回ほど呼吸をしていると言われます。呼吸が浅くなると肋骨の位置が崩れ、自律神経も乱れます。
正しい呼吸を身に付け、整えることは歪みの改善に非常に重要になります。
【骨盤・胸郭の位置をリセット】
骨を動かすのは筋肉です。筋肉が正しい長さ(筋長)で維持できていないと歪みを作り、脳がそれをインプットしてしまいます。歪みを知り、気づいてあげる事が改善への一歩です。
【カラダを安定させる為の訓練】
歪んだ位置に戻らないよう、筋肉や固有受容と呼ばれる組織に刺激を与え、カラダを安定させる為のトレーニングを続けます。毎日の生活で歪みは出るものですが、修正できる能力を身に付けましょう
❷ カラダの可動域を広げる
【柔軟性と可動性の違い】
柔軟性=筋肉の伸張性の事
可動性=関節が動作する範囲
この二つの性質がカラダに備わる事が怪我のないしなやかなカラダ作りに必要になります。
【運動、動作の経験】
なぜ可動性や柔軟性を失うのか?それは日常的にその動作を行っていなければ「動くべき範囲」が狭くなってくるからです。つまり、運動をする事で可動域・柔軟性の幅が広がります。
【自由度の高いカラダ作り】
動作=3面上での動きで成り立ち、関節運動の組み合わせで起こります。私達の目指す「動けるカラダ」は、関節の自由度を高くし動きの選択肢を広げる事で脳を賢くさせるという事になります。
❸ カラダに筋力をつける
【正しいフォーム作り】
正しい動作を身につける為には正しいフォームを繰り返し行う事が大切です。「筋トレ=脳トレ」です。
脳が正しい動きを覚える為に、カラダを動かし無意識でも使えるようにする事が大切です!
【運動強度】
可動域が広がった状態から力の発揮や制御ができていなければなりません。トレーニング中の負荷は重すぎたり、無理な動きを扱う事は逆に機能を失う事に変わりありません。まずは自身でコントロールできる範囲から始めましょう!
【心肺機能の向上】
トレーニングを行う上でカラダへの大事な影響の一つに「心拍数の増加」があります。ただ、心拍数をあげるだけではなく、筋トレの目的である「筋力・基礎代謝の向上」を適切な心拍数で追い込みましょう!